ロードバイクと共に遠征やサイクリングを楽しむ際、移動手段としてのクルマ選びは非常に重要です。特にSUVは、その積載能力と走行性能から多くのサイクリストに選ばれていますが、実際に購入や乗り換えを検討する際には、多くの疑問が浮かぶのではないでしょうか。
例えば、ロードバイクをsuvに車載するメリットデメリット、そして快適にロードバイクをsuvに車載する方法にはどのようなものがあるのか。
また、ロードバイクの車載は横置きの方が良いのかという具体的な積載方法から、おすすめのロードバイク車載用キャリアとアイテム、さらにはロードバイクの車載に合うsuvを選ぶポイントについて、詳細な情報が求められます。
加えて、ロードバイクを車載するならおすすめの車種は何か、そもそも軽自動車でもロードバイクを車載できるのか、コンパクトカーやミニバンにロードバイクを車載する際の注意点まで、車種ごとの違いも気になるところです。
この記事では、そうした疑問に一つひとつ丁寧にお答えします。

あなたのサイクリングライフをより豊かにするため、最適な一台と最高の積載方法を見つけるための完全ガイドです。
【記事のポイント】
1.SUVにロードバイクを積む、メリットデメリット
2.最適な車種選びのポイントと、具体的なおすすめ車種
3.車内積載やキャリア利用など、自分に合った積載方法
4.他の車種(軽・コンパクト・ミニバン)での、車載のコツ
ロードバイク車載にsuvが最適な理由と方法


- ロードバイクをsuvに車載するメリットデメリット
- 快適にロードバイクをsuvに車載する方法
- ロードバイクの車載は横置きの方が良い?
- おすすめのロードバイク車載用キャリアとアイテム
- ロードバイクの車載に合うsuvを選ぶポイント
ロードバイクをsuvに車載するメリットデメリット


SUVはロードバイクを運ぶのに適した車種と考えられますが、利用する上でメリットとデメリットの両方を理解しておくことが大切です。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
スペース | 広いラゲッジスペースで分解せずに積載可能 | 車体が大きく駐車スペースを選ぶことがある |
走行性能 | 悪路走破性が高く郊外へのアクセスが容易 | 車重があり燃費性能が比較的低い傾向 |
積載方法 | 車内積載からキャリアまで選択肢が豊富 | 車高が高くルーフキャリアの積み下ろしが大変 |
まず、SUVが持つ最大の利点は、その広いラゲッジスペースにあります。多くの車種で後部座席を倒せば、ロードバイクを分解せずにそのまま積載できるほどの空間を確保できます。特に荷室がフルフラットになるモデルであれば、バイクを安定させた状態で運べるため、積み下ろしの手間が大幅に軽減されます。
次に、車高の高さからくる悪路走破性も見逃せません。山間部のサイクリングコースへ向かう際、未舗装路や荒れた道を通ることもありますが、SUVなら安定した走行が可能です。
一方で、デメリットも存在します。車体が大きいモデルが多いため、都市部の狭い駐車場や高さ制限のある立体駐車場では、駐車に苦労する場面があるかもしれません。
また、一般的に車重がありエンジンもパワフルな分、セダンやコンパクトカーと比較して燃費が悪くなる傾向にあります。長距離を頻繁に移動する場合、燃料費が負担になる可能性も考慮すべき点です。



このように、SUVには多くの利点がありますが、自身のライフスタイルや主な使用環境を考慮して、デメリットが許容範囲内であるかを見極めることが選択の鍵となります。
快適にロードバイクをsuvに車載する方法


SUVでロードバイクを運ぶ方法は、大きく分けて「車内積載」「キャリアの活用」の2種類があります。それぞれの方法に特徴があり、状況に応じて使い分けることで、より快適なサイクルライフが実現できます。
車内積載
車内に積む最大のメリットは、天候の影響を受けずにロードバイクを安全に運べることです。雨や風、飛び石などから高価なバイクを守ることができ、盗難のリスクも大幅に低減します。また、キャリアを使わないため、クルマの空気抵抗が増えず、燃費への影響が少ないのも利点です。
ただし、車内スペースを大きく占有するため、乗車人数や他の荷物量に制限が出ます。バイクを積む際には、前輪や場合によっては後輪を外す必要があり、その手間がかかることもあります。
泥や油で車内が汚れるのを防ぐため、防水シートやバイクカバーを敷くといった対策も必要です。固定が不十分だと、走行中にバイクが動いて内装やバイク自身を傷つける恐れがあるため、固定ベルトなどを使い確実に固定しなくてはなりません。
キャリアの活用
車外に設置するキャリアを使えば、車内スペースを犠牲にすることなくロードバイクを運べます。同乗者がいる場合や、キャンプ用品など他の荷物が多い場合に特に有効な方法です。キャリアには、主に3つのタイプが存在します。
キャリアタイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ルーフキャリア | 車の屋根に設置 | 車内空間を圧迫しない、他の荷物も積める | 積み下ろしに力が必要、高さ制限に注意 |
ヒッチキャリア | 車両後部のヒッチメンバーに装着 | 積み下ろしが容易、複数台積載に適している | バック時の視界が遮られる、ヒッチメンバーが必要 |
リアマウントキャリア | トランクやリアゲートに装着 | 取り付けが比較的簡単、多くの車種に対応 | トランク開閉が制限される、車体に傷がつく可能性 |




どの方法が最適かは、「移動距離・乗車人数・天候」そして、どれだけ手間をかけられるかによって変わってきます。



それぞれの長所と短所を理解し、自分の使い方に最も合った方法を選びましょう。
ロードバイクの車載は横置きの方が良い?


ロードバイクを車内に積む際、「縦置き」「横置き」かで悩むことがあります。どちらが良いかは一概には言えず、車種の室内高や積載の手軽さによって最適な方法が異なります。
横置きのメリット
横置きは、最も手軽な積載方法の一つです。後部座席を倒したスペースに、バイクを寝かせて置くだけで済みます。天井高が低いセダンやコンパクトカーでも実践しやすいのがメリットです。
ただし、この方法はバイクが最も不安定になりやすいという欠点があります。カーブやブレーキの際にバイクが滑ったり転がったりしやすく、フレームやパーツ、そしてクルマの内装を傷つけるリスクが高まります。
横置きで安定させるコツ
横置きで安定させるには、いくつかのコツが必要です。まず、滑り止めのマットを敷くことが基本です。その上で、チェーンリング(前の大きなギア)が上を向くように置き、クランクが床と接触しないようにします。
ハンドルを片側に切り、サドルやハンドルバーエンドなどの下にタオルやクッション材を挟んで接触点を増やし、転がりにくくすることが有効です。外したホイールをバイクの横に配置して「輪留め」のように使うのも良い工夫です。最終的に、荷物固定用のベルトで車体のフックなどに軽く固定することで、安定性は格段に向上します。
縦置きのメリット
一方、縦置きは、専用の車載スタンド(フォークマウントなど)を使ってバイクを立てた状態で固定する方法です。この方法は非常に安定しており、走行中にバイクが動く心配がほとんどありません。複数のバイクを省スペースで積むことも可能です。
ただし、バイクを立てるための十分な室内高が必要で、SUVやミニバンでないと難しい場合があります。また、前輪を外してスタンドに固定する手間がかかります。
要するに、手軽さを優先し、短時間で積み降ろしをしたい場合は、適切な固定対策を施した上での「横置き」が有効です。



バイクの安全と確実な固定を最優先するなら、室内高が許す限り「縦置き」が望ましい選択と言えます。
おすすめのロードバイク車載用キャリアとアイテム


ロードバイクの車載をより安全で快適にするためには、用途に合ったキャリアや便利アイテムの活用が鍵となります。ここでは、代表的な製品をいくつかご紹介します。
おすすめのキャリア
キャリア選びは、積載台数や使い勝手、予算に応じて検討するのが良いでしょう。
1.フォークマウントタイプ(車内用)
GORIXの「GX-8016」や、Terzoの「EC30」などが代表的です。前輪を外し、フロントフォークを金具で固定するタイプで、車内でバイクを安定して立てることができます。複数のアダプターが付属し、さまざまなアクスル規格に対応するモデルが便利です。


2.ルーフキャリア
カーメイトのinnoシリーズ「IN385」などは、屋根の上にバイクを固定する定番のスタイルです。車内空間を全く犠牲にしない点が最大のメリットですが、前述の通り、SUVのような車高の高いクルマでは積み下ろしに注意が必要です。


3.ヒッチキャリア
Allen Sportsの「XR200」のようなヒッチメンバーに取り付けるタイプは、低い位置で作業できるため積み下ろしが非常に楽です。2台以上のバイクを運ぶことが多い方には、特におすすめできます。


4.リアマウントキャリア
トランクに直接取り付けるタイプは、ヒッチメンバーがない車種でも手軽に利用できるのが魅力です。ただし、車種との適合性や、取り付けによる車体への影響を事前にしっかり確認することが大切です。


あると便利なアイテム
キャリアと合わせて使うことで、利便性と安全性がさらに向上します。
1.チェーン&スプロケットカバー
サンワダイレクトの「800-BYCV003」のような製品は、油で汚れたチェーン周りを覆うことで、車内や衣服が汚れるのを防ぎます。


2.ホイールバッグ
外したホイールを収納するための、専用バッグです。ホイールを保護するだけでなく、車内に汚れが広がるのを防ぎ、持ち運びも楽になります。
3.固定用ベルト(ラッシングベルト)
車内でバイクを固定する際の、必須アイテムです。カムバックル式で簡単に締め付けられるものが使いやすく、複数本用意しておくと様々な状況に対応できます。


4.防水・防汚シート
荷室全体を覆うことができる、大きなレジャーシートや専用のラゲッジマットを敷いておけば、泥や雨で濡れたバイクを積む際にも安心です。





これらのアイテムを揃えることで、ロードバイクの車載がよりスムーズになり、大切なバイクとクルマの両方をきれいに保つことができます。
ロードバイクの車載に合うsuvを選ぶポイント


ロードバイクを積むことを前提にSUVを選ぶなら、いくつかの重要なチェックポイントがあります。デザインや走行性能だけでなく、「積載のしやすさ」という視点でクルマを吟味することが、後悔しないための鍵となります。
ラゲッジスペースの広さと形状
最も重要なのは、後部座席を倒した際の荷室の広さです。特に、ロードバイクを分解せずにそのまま積みたい場合は、荷室の「奥行き」がバイクの全長(約170cm前後)を上回っているかを確認する必要があります。
また、高さも重要で、サドルを下げずに積めるかどうかが手軽さに直結します。さらに、床面が「フルフラット」になる車種を選ぶと、バイクを安定させやすく、積み下ろしもスムーズになります。床面に段差ができてしまう車種は、バイクが傾きやすく固定に工夫が必要になることがあります。
バックドア開口部の大きさと床の高さ
荷室が広くても、バックドアの開口部が狭くてはバイクを入れにくくなってしまいます。開口部の幅と高さを実際に確認し、スムーズに出し入れできるかイメージすることが大切です。また、荷室の床面の地上高もチェックしましょう。
床面が高すぎると、重いロードバイクを持ち上げるのが負担になります。特に女性や力に自信のない方は、できるだけ床面が低い車種を選ぶと良いでしょう。
荷室の装備と素材
細かい部分ですが、使い勝手に大きく影響するのが荷室の装備です。バイクを固定するための「荷物固定用フック」が、適切な位置に十分な数だけ備わっているかを確認してください。
また、荷室の床や側面が、汚れや傷に強い樹脂製の素材で覆われているか、あるいは防汚加工が施されていると、泥のついたバイクを積む際にも気兼ねなく使えます。純正オプションで、防水仕様のラゲッジマットが用意されている車種もおすすめです。



これらのポイントを総合的に判断し、カタログスペックだけでなく、実際に販売店で荷室を確認させてもらうなどして、自分の使い方に最適な一台を見つけましょう。
ロードバイク車載のためのsuvと他車種の比較


- ロードバイクを車載するならおすすめの車種
- 軽自動車でもロードバイクを車載できる?
- コンパクトカーにロードバイクを車載するコツ
- ミニバンにロードバイクを車載する際の注意点
- ロードバイクのsuv車載でよくある質問
ロードバイクを車載するならおすすめの車種


ロードバイクの車載に適した車種は数多くありますが、ここでは特に人気と実用性が高いモデルを、いくつかご紹介します。
トヨタ RAV4
広いラゲッジスペースと優れた燃費性能を両立した、オールラウンドなSUVです。後部座席を倒すと広大でフラットな空間が出現し、ロードバイクを余裕で積むことができます。特にアウトドア向けのグレード「Adventure」では、荷室が汚れに強い樹脂製になっている点もサイクリストにとっては嬉しいポイントです。
スバル フォレスター
スバル独自のAWD(常時全輪駆動)システムによる高い悪路走破性が魅力で、山奥のサイクリングコースにも安心してアクセスできます。ラゲッジスペースは広く、バックドアの開口部も大きめに設計されているため、バイクの積み下ろしが非常にしやすいと評判です。
日産 エクストレイル
初代から続く「タフギア」としてのコンセプトが特徴で、特に荷室の防水加工は大きな魅力です。雨天走行後やオフロードを走った後で汚れたバイクを積んでも、手入れが簡単で気兼ねなく使えます。e-4ORCE(電動駆動四輪制御技術)による滑らかな走行性能も、長距離移動の疲労を軽減してくれます。
マツダ CX-5
スタイリッシュなデザインと上質な内装が人気のSUVですが、実用性も兼ね備えています。ラゲッジスペースは広く、後部座席を倒せばフラットな空間が確保できます。力強く燃費の良いディーゼルエンジンモデルは、高速道路を使った遠征が多い方にとって経済的な選択肢となるでしょう。
ホンダ ヴェゼル
コンパクトSUVながら、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」により、クラスを超えた広い室内空間と荷室を実現しています。後部座席を倒せばフラットで低い床面の荷室が出現し、ロードバイクの積載も可能です。街乗り中心で、たまに遠出するという使い方に適しています。
これらの車種は一例ですが、それぞれに個性があります。



自分の使い方やデザインの好みに合わせて、最適なパートナーを見つけてください。
軽自動車でもロードバイクを車載できる?


軽自動車でロードバイクを運ぶことは、工夫次第で十分に可能です。ただし、普通車と同じような手軽さで積めるわけではなく、いくつかの制約と準備が必要になります。
ほとんどの軽自動車は積めない
まず、ほとんどの軽自動車では、ロードバイクをそのまま積むことはできません。スペースを確保するために、最低でも前輪と後輪の両方を外し、サドルも一番下まで下げるか、引き抜く必要があります。こうして分解することで、フレームとホイールを別々に車内へ収納します。
この際、特に重要になるのが車内の保護です。軽自動車の限られたスペースでは、バイクのパーツが内装に接触しやすく、傷や汚れの原因となります。フレームやホイールを毛布や専用のカバーで丁寧に包み、内装との間にクッション材を挟むなどの対策が不可欠です。
車種選びがポイント
車種選びも、ポイントです。ホンダの「N-VAN」のように、助手席までフラットになる商用車ベースのモデルであれば、ロードバイクを比較的楽に積むことができます。
スズキの「スペーシア ベース」なども、荷室を自由にアレンジできるため、車載に適していると考えられます。一方で、デザイン重視の軽自動車では、後部座席を倒しても十分なスペースが確保できない場合があるため注意が必要です。
要するに、軽自動車での車載は「可能だが手間がかかる」というのが実情です。



維持費の安さという大きなメリットがあるため、バイクを運ぶ頻度がそれほど高くない方や、手間を惜しまない方にとっては、有効な選択肢と言えるでしょう。
コンパクトカーにロードバイクを車載するコツ


コンパクトカーは、燃費の良さと取り回しのしやすさから日常使いに優れており、ロードバイクの車載にも対応できるモデルが多く存在します。SUVほどの余裕はありませんが、いくつかのコツを押さえることで、スマートにバイクを運ぶことが可能です。
ロードバイクの前輪を外す
最も基本的なコツは、後部座席を倒し、「ロードバイクの前輪を外して積載」することです。多くのコンパクトカーでは、これだけで荷室の奥行きが確保でき、フレームを収納できます。後輪まで外すとさらにスペースに余裕が生まれますが、手間が増えるため、まずは前輪を外す方法から試してみるのが良いでしょう。
シートアレンジ
車種によっては、「シートアレンジ」が積載のしやすさを大きく左右します。例えば、ホンダのフィットは燃料タンクを前席下に配置する「センタータンクレイアウト」を採用しているため、後部座席を倒した際に非常に低くフラットな荷室フロアが実現できます。これにより、ロードバイクを安定して積みやすくなります。
車内の保護
積載時には、SUVと同様に「車内の保護」が大切です。バイクのハンドルやペダルが内装に当たらないように向きを工夫し、接触しそうな部分にはあらかじめタオルなどを当てておくと安心です。固定用のベルトを使って、車内のフックとバイクのフレームを結び、走行中に動かないようにすることも忘れてはいけません。
コンパクトカーのメリットは、SUVに比べて車高が低いため、バイクを持ち上げて積み込む際の負担が少ないことです。



日常の足として使いながら、週末にはサイクリングに出かけるというライフスタイルの方にとって、コンパクトカーは非常にバランスの取れた選択肢となります。
ミニバンにロードバイクを車載する際の注意点


ミニバンは、その広大な室内空間により、ロードバイクの車載において最も積載能力が高い車種と言えます。複数台のバイクを分解せずにそのまま積むことも可能で、家族や友人とサイクリングに出かける際に絶大なメリットを発揮します。
しかし、その大きさゆえの注意点もいくつか存在します。
固定の徹底
まず、最も注意すべきは「固定の徹底」です。ミニバンの広い荷室は、裏を返せば、走行中に固定が甘いバイクが大きく動いてしまうスペースがあるということです。急ブレーキやカーブでバイクが倒れ、同乗者に危険が及んだり、車内やバイク自身が大きく損傷したりするリスクがあります。
車載スタンドを利用するか、複数の固定ベルトを使って、バイクが前後左右に全く動かないよう、確実に固定することがSUV以上に求められます。
運転時の車両感覚
次に、「運転時の車両感覚」です。ミニバンは車体が大きく死角も多いため、特に狭い道での右左折や駐車時には注意が必要です。また、ルーフキャリアを使用するケースは少ないかもしれませんが、装着した場合は全高がかなり高くなるため、高さ制限には細心の注意を払わなくてはなりません。
車種としては、ホンダの「フリード+(プラス)」のように、2列シート仕様で荷室の使い勝手を重視したモデルが特にサイクリストに人気です。床が低く設計されており、開口部も広いため、楽に積み下ろしができます。



ミニバンは、積載という点では最強の選択肢ですが、そのメリットを安全に享受するためには、確実な固定と、大きな車体を意識した慎重な運転が不可欠です。
ロードバイクのsuv車載でよくある質問


ロードバイクをSUVに積む際、多くの方が抱く疑問についてお答えします。
- カーボンフレームのロードバイクを積んでも大丈夫?
-
はい、問題ありません。ただし、固定方法には注意が必要です。カーボンフレームは、一点に強い力が加わると破損する可能性があります。そのため、固定ベルトをフレームに直接巻き付けてラチェット式などで強く締め付けすぎるのは避けるべきです。
ベルトとフレームの間には、必ず厚手のタオルや専用の保護パッドを挟むようにしてください。特にトップチューブやシートステーなど、パイプが薄い部分への配慮が大切です。正しく保護し、適度な力で固定すれば、カーボンフレームのバイクも安全に運搬できます。
- 2台以上のロードバイクを積む方法は?
-
2台以上を積む場合、最も効率的なのはヒッチキャリアやルーフキャリアを使用する方法です。多くの製品で2台から4台積載可能なモデルが用意されています。
車内に積む場合は、1台目のバイクを積んだ後、バイク同士が接触しないように毛布やクッション材を挟みながら、互い違いの向き(片方は前向き、もう片方は後ろ向き)に配置するとスペースを有効活用できます。この場合も、それぞれのバイクが動かないよう、ベルトで個別に固定することが重要です。
- 走行中に気をつけることはありますか?
-
車内にバイクを積んでいる場合は、しっかりと固定されていれば特別な注意は必要ありませんが、急ブレーキや急ハンドルは荷崩れの原因になるため、いつも以上に丁寧な運転を心がけましょう。
キャリアを車外に装着している場合は、いくつか注意点があります。ルーフキャリアの場合は、車の全高が高くなるため、高さ制限のある駐車場やガード下などを通過する際には細心の注意が必要です。



よくあるQ&Aも、参考にしてください。
【総括】安全なロードバイク車載でsuvを選ぼう
この記事では、ロードバイクをSUVで車載する方法や車種選びについて、多角的に解説してきました。最後に、安全で快適なサイクルライフを送るための、重要なポイントをまとめます。
- SUVは広い荷室と悪路走破性が、ロードバイク車載の大きなメリット
- 一方で大きな車体サイズによる、駐車のしにくさや燃費には注意が必要
- 車種選びでは後部座席を倒した際の荷室の広さ、奥行き、フルフラットになるかが鍵
- バックドアの開口部の大きさと荷室床面の低さも、積み下ろしのしやすさに影響する
- 積載方法は天候に左右されず、盗難リスクも低い「車内積載」が基本
- スペースを有効活用したい場合は、「キャリア利用」が有効な選択肢となる
- 車内積載ではバイクを固定ベルトで、確実に固定し内装を保護することが大切
- ルーフキャリアは車高が高くなるため、駐車場の高さ制限に注意を払う
- ヒッチキャリアは積み下ろしが楽で、複数台の運搬に適している
- 横置きは手軽だが安定確保のため、滑り止めマットやクッションの活用が必須
- トヨタRAV4やスバルフォレスターなどが、ロードバイク車載におすすめのSUV
- 軽自動車やコンパクトカーでも、ホイールを外すなどの工夫で車載は可能
- ミニバンは積載能力に優れるが、運転時の取り回しと確実な固定が重要
- 用途に合ったキャリアや保護アイテムを選ぶことで、快適性と安全性が向上する
- 走行前には、必ず固定状態を確認し急のつく運転を避けるなど、安全運転を心がける
【参考】
>>ロードバイクの中古はやめたほうがいい?その理由と後悔しない選び方
>>ロードバイクのダサいメーカーは避けたい…見極めポイントや選び方
>>ロードバイクの空気圧計算サイトは使える?正しい基礎知識と活用方法
>>失敗しないロードバイクブランドの格付けが気になる!ポイントを解説