bmxの20インチモデルに興味があるけれど、適した身長とはどれくらいなのか、そもそもbmxの20インチは大人が乗っても大丈夫なのかと、サイズに関する疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
bmx選びは、見た目だけで判断すると後悔につながることも…
この記事では、まずbmxの種類と選び方のポイントといった基本から丁寧に解説します。さらに、bmxの大小フレームのメリットデメリットを深く理解し、多くのライダーを虜にするbmxフリースタイルの魅力にも触れていきます。
一方で、買ってはいけないbmxはあるのかなど失敗しないための知識や、コスパ最強なのはどんなbmxか、そして街乗りにもおすすめのbmxをご紹介することで、あなたの目的や予算に合った最適な一台を見つける手助けをします。
最後に、初めてbmxを乗る際の注意点まで網羅し、BMXライフを万全の体制でスタートできるよう、必要な情報を凝縮しました。
楓この記事を最後まで読めば、身長の悩みから解放され、自信を持って最高の相棒を選べるようになるでしょう。
【記事のポイント】
1.20インチBMXにおける、身長別の最適なフレームサイズ
2.レースやストリートなど、目的別のBMXの選び方
3.購入で失敗しないための注意点や、避けるべきモデル
4.街乗りでの活用法から、コストパフォーマンスの高いモデル
bmx20インチと身長の最適な関係性


- bmxの20インチに適した身長とは
- bmxの20インチは大人が乗っても大丈夫?
- bmxの種類と選び方のポイント
- bmxの大小フレームのメリットデメリット
- bmxフリースタイルの魅力って?
bmxの20インチに適した身長とは


bmxを選ぶ際に多くの人が目にする「20インチ」という数字は、実はホイール(タイヤ)のサイズを指しています。そのため、bmxの20インチに適した身長とは、という疑問に答えるには、ホイールサイズだけでなく、フレームのサイズ、特に「トップチューブ」の長さに注目することが鍵となります。
トップチューブとは、ハンドルの付け根からサドル下の部分までをつなぐフレームの上側のパイプのことです。この長さが乗り手の体格、主に身長に合わせて設計されており、ライディングの操作性に直接影響を与えます。同じ20インチホイールのbmxであっても、トップチューブの長さはモデルによって様々です。
一般的に、トリックを行うフリースタイルbmxでは、自分の身長に合わない長すぎるフレームを選ぶと、バイクをうまくコントロールできず、技の習得が難しくなることがあります。逆に短すぎると窮屈に感じてしまうかもしれません。
以下に、ライディングスタイル別の身長とトップチューブ長の目安をまとめましたので、ご自身の身長と照らし合わせてみてください。
フリースタイルBMXのトップチューブ長と身長の目安
| ライディングスタイル | 身長 | 推奨トップチューブ長 |
|---|---|---|
| ストリート / パーク | 150cm〜168cm | 19.5インチ〜20.5インチ |
| 168cm〜175cm | 20.5インチ〜20.75インチ | |
| 175cm〜183cm | 20.75インチ〜21.0インチ | |
| 183cm〜190cm | 21.0インチ〜21.25インチ | |
| フラットランド | 150cm〜165cm | 18.0インチ〜18.5インチ |
| 165cm以上 | 18.5インチ〜19.5インチ |
ただし、これはあくまで一般的な基準です。手足の長さには個人差がありますし、ライディングの好みによってあえて少し長めや短めのサイズを選ぶ上級者もいます。



初めての一台を選ぶ際は、この表を目安にしつつ、最終的には専門店で相談することをおすすめします。
bmxの20インチは大人が乗っても大丈夫?


「20インチの自転車」と聞くと、子ども用の自転車をイメージされるかもしれませんが、bmxにおいては全く異なります。結論から言うと、bmxの20インチは大人が乗っても大丈夫ですし、むしろ大人用のフリースタイルやレースにおける標準的なホイールサイズが、20インチなのです。
bmxが誕生した背景には、子どもたちがモトクロスバイクに憧れて自転車を乗り回した歴史がありますが、現在ではエクストリームスポーツとして確立され、競技者の多くは大人です。
20インチというホイールサイズは、トリックを行う上で必要な強度と、バイクを巧みに操るための操作性を両立させる、絶妙な大きさとして定着しています。
もちろん、bmxの中には24インチや26インチといった、より大きなホイールを持つ「クルーザー」と呼ばれるモデルも存在します。
これらは街乗りでの安定性や快適性が高いため人気がありますが、ジャンプや回転技といったアクロバティックな動きを追求するフリースタイルや、瞬発力が求められるレースの世界では、20インチが主流であることに変わりありません。



大人が本格的にbmxを始めたいと考えるなら、20インチモデルを選ぶのがスタンダードな選択と言えるでしょう。
bmxの種類と選び方のポイント


bmxと一括りに言っても、その中には目的別にいくつかの種類が存在します。自分に合った一台を見つけるためには、まず自分がbmxで何をしたいのかを明確にすることが大切です。
bmxは大きく分けて、速さを競う「レース」と、技を競う「フリースタイル」の2種類に分類されます。
bmxレース
レースは、凹凸やジャンプ台、コーナーが設置された約400mのダートコースを最大8人で一斉に走り、着順を争う競技です。スピードが最優先されるため、バイクは軽量であることが求められ、フレームの素材にはアルミニウムやカーボンファイバーが使われることが多くあります。
bmxフリースタイル
フリースタイルは、様々な技(トリック)を披露し、その難易度や独創性を競う競技です。ジャンプなどの衝撃に耐える必要があるため、バイクは頑丈であることが重視されます。
フレーム素材には、強度と柔軟性に優れた「クロモリ(クロモリブデン鋼)」が使われるのが一般的です。 さらに、フリースタイルは、ライディングする場所やスタイルによって、主に以下の3種類に細分化されます。
1.ストリート
街中にある階段や手すり、縁石などを障害物に見立ててトリックを行います。頑丈さが特に求められます。
2.パーク
スケートパークのような専用施設に設置されたジャンプ台(セクション)を使って、ダイナミックな空中技を繰り出します。軽さと操作性のバランスが重要になります。
3.フラットランド
舗装された平らな地面で、地面に足を着かずにバランスを取りながら、ダンスをするように連続して技を披露します。他のスタイルとは異なり、非常にコンパクトで特殊な設計の専用バイクが用いられます。
このように、bmxの種類と選び方のポイントは、まず自分が「レースで速く走りたいのか」、それとも「フリースタイルで技を決めたいのか」を考えることから始まります。



フリースタイルに興味がある場合は、さらにストリート、パーク、フラットランドのどれに魅力を感じるかを掘り下げていくと、理想の一台に近づくことができます。
bmxの大小フレームのメリットデメリット


前述の通り、bmx選びでは身長に合ったフレームサイズ(トップチューブ長)を選ぶことが基本となりますが、フレームの大小にはそれぞれメリットデメリットが存在します。これらの特性を理解することは、自分のライディングスタイルに合ったバイクを見つける上で非常に役立ちます。
大きい(長い)フレームのメリットデメリット
大きいフレームは、ホイールベース(前輪と後輪の間の距離)が長くなる傾向にあり、これがライディングに安定感をもたらします。
- スピードを出した際の直進安定性が高い。
- 大きなジャンプや高速でのライディングでもバイクがぶれにくい。
- 体格の大きなライダーでも窮屈さを感じにくい。
- バイクの回転軸が大きくなるため、スピン(回転系)トリックがしにくい。
- クイックな操作性が求められる細かい動きには向かない。
- 小柄なライダーにとっては、バイクのコントロールが難しく感じられることがある。
小さい(短い)フレームのメリットデメリット
小さいフレームは、バイク全体がコンパクトになり、機敏な操作性が特徴です。
- 回転系のトリックがやりやすい。
- バイクを振り回すようなクイックな動きに対応しやすい。
- 小柄なライダーでも扱いやすい。
- 高速走行時の安定性に欠ける場合がある。
- ジャンプの際にバイクが不安定になりやすいことがある。
- 大柄なライダーが乗ると、膝がハンドルに当たりやすくなるなど窮屈に感じる。
安定性を重視するトレイルライディングや、大きなジャンプをメインに考えるなら少し長めのフレーム、回転系の技やクイックな動きを多用するストリートや、フラットランドでは短めのフレームが好まれる傾向にあります。



bmxの大小フレームのメリットデメリットを理解し、自分のやりたいことと体格を照らし合わせて最適なサイズを選びましょう。
bmxフリースタイルの魅力って?


bmxフリースタイルの魅力って?と聞かれれば、それは一言で言うと「無限の自己表現ができること」に集約されるでしょう。決まったコースやゴールはなく、ライダーの創造性とスキル次第で、街やパークが自分だけのキャンバスに変わります。
自由度の高さ
一つ目の魅力は、その自由度の高さです。スケートパークで高くジャンプしてダイナミックな空中技を決める「パーク」、街中の手すりや段差を巧みに利用して技を繰り出す「ストリート」、そして平らな地面で自転車と一体となって踊るかのような「フラットランド」など、スタイルは多岐にわたります。
どのスタイルを選び、どんな技を組み合わせ、どう表現するかは全てライダー次第です。
技を習得していく達成感
二つ目の魅力は、技を習得していく達成感です。最初は自転車に乗ること自体が目的だったものが、小さなジャンプができた、初めてペグ(車軸に付ける金属の棒)に乗れた、といった成功体験を積み重ねていくうちに、より難易度の高い技に挑戦したくなります。
昨日できなかったことが今日できるようになる、その成長過程こそがbmxの醍醐味であり、多くのライダーを夢中にさせる要因です。
さらに、2020年東京オリンピックから「bmxフリースタイル・パーク」が正式種目となったことで、スポーツとしての注目度も飛躍的に高まりました。世界レベルのライダーたちの驚異的なパフォーマンスは、多くの人々に感動と興奮を与えています。



このように、bmxフリースタイルは単なる自転車競技ではなく、ストリートカルチャーやファッションとも密接に結びついた、創造性あふれるライフスタイルの一部と言えるでしょう。
bmx20インチの購入で失敗しない身長以外の知識


- 買ってはいけないbmxってあるの?
- コスパ最強なのはどんなbmx?
- 街乗りにもおすすめのbmxをご紹介
- 初めてbmxを乗る際の注意点
- bmx20インチと身長に関するよくある質問
買ってはいけないbmxってあるの?


購入を検討する際、特に初心者の方が最も注意すべき点として、買ってはいけないbmxはあるのかという、疑問が挙げられます。結論から言うと、明確に避けるべきbmxは存在します。
それは、いわゆる「ルック車」や、安全基準を満たしていない可能性のある極端に安価なモデルです。
bmxフリースタイルは、ジャンプやスピンなど、車体に大きな負荷がかかるスポーツです。そのため、専用に設計されたbmxは、その衝撃に耐えうる強度を持った素材や溶接技術で作られています。
しかし、ルック車や格安モデルは、見た目こそbmxに似ていますが、一般的なシティサイクルと同程度の強度しか持たない場合がほとんどです。このようなバイクでトリックの練習をすると、フレームが曲がったり、最悪の場合は走行中に破損したりして、重大な事故につながる危険性があります。
買ってはいけないbmxを見分けるポイントは、以下の通りです。
1.極端に安い価格
本格的なbmxは、安全性を確保するためのコストがかかります。新品で30,000円を下回るようなモデルは、強度やパーツの品質に問題がある可能性が高いと考えられます。
2.無名ブランド
bmxには、長年の実績と信頼がある専門ブランドが多数存在します。聞いたことのないメーカーの製品は、品質管理が不十分な場合があります。
3.パーツの規格が古い、または特殊
安価なモデルには、コストダウンのために現在では使われていない古い規格のパーツ(例:American BB)が採用されていることがあります。これでは、故障した際の交換や、将来的なカスタムの幅が極端に狭まってしまいます。
4.販売店の知識不足
bmxの専門知識がない量販店などで販売されている場合、適切な組み立てやメンテナンスが期待できません。



安全に長くbmxを楽しむためには、価格だけでなく、信頼できる専門ブランドの製品を、知識豊富なbmx専門店で購入することが何よりも大切です。
コスパ最強なのはどんなbmx?


コスパ最強なのは、どんなbmxなのでしょうか。それは、単に価格が安いモデルではなく、手頃な価格でありながら将来的なアップグレードにも対応できる、基本性能を備えたモデルと言えます。
安価なモデルは、フレーム素材に「ハイテンスチール(ハイテン)」が使われていることが多く、これは強度を確保するためにパイプが厚くなり、車体が重くなる傾向にあります。一方、プロライダーも使用する「クロモリ(クロモリブデン鋼)」は、軽量かつ高強度ですが、価格は高くなります。
コストパフォーマンスを重視する場合、全てのパーツがクロモリ製でなくても、少なくともフレームの主要部分(前三角)にクロモリが採用されているモデルを選ぶと、重量と強度のバランスが良くなります。
さらに重要なのが、フレーム以外のパーツの「規格」です。以下の3つのポイントをチェックすると、長く使えるコストパフォーマンスの高いbmxを見つけやすくなります。
1.BB(ボトムブラケット)
クランクの、軸受け部分です。現在の主流は「MID BB」という規格で、強度が高くメンテナンス性にも優れています。安価なモデルに見られる古い「American BB」は避けたいところです。
2.ヘッドセット
ハンドルを、滑らかに回転させるためのパーツです。「インテグラルヘッドセット」という規格が現在の主流で、軽量かつ高剛性です。
3.クランク
ペダルが付いている、腕の部分です。一本の棒を曲げた「1ピースクランク」よりも、3つのパーツで構成される「3ピースクランク」の方が、強度が高く、メンテナンスもしやすいためおすすめです。
これらの「MID BB」「インテグラルヘッドセット」「3ピースクランク」といった、現代的な規格を採用しているエントリーモデルは、最初はハイテン素材のパーツが多くても、上達に合わせて少しずつパーツを交換していく楽しみがあります。



初期投資を抑えつつ、将来性も確保できる、こうしたモデルこそが真にコストパフォーマンスが高い選択肢となるでしょう。
街乗りにもおすすめのbmxをご紹介


bmxのタフでスタイリッシュな見た目は、競技だけでなく街乗り用の自転車としても非常に魅力的です。しかし、全てのbmxが街乗りに適しているわけではありません。ここでは、街乗りにもおすすめのbmxをご紹介し、その選び方のポイントを解説します。
ブレーキ装備が必須
街乗りでbmxを使用する場合に最も重要なのは、日本の道路交通法に適合していることです。つまり、前後輪に「ブレーキが装備されていること」が、必須条件となります。
競技、特にストリートやフラットランドのライダーの中には、技の邪魔になるという理由でブレーキを外している人もいますが、ブレーキなしの自転車で公道を走ることは法律で禁じられており、非常に危険です。
乗り心地
また、「乗り心地」も考慮したいポイントです。トリック用に設計されたサドルは、硬くて小さいため長時間の移動には向いていません。ある程度クッション性のあるサドルを選ぶか、交換することをおすすめします。キックスタンドが付いているか、後付けできる設計になっているかも、街での利便性を左右します。
これらの点を踏まえると、街乗りには以下のようなタイプのbmxがおすすめです。
1.bmxクルーザー
24インチや26インチなど、20インチよりも大きなホイールを持つbmxです。ホイールが大きい分、直進安定性が高く、一度スピードに乗ると維持しやすいため、通勤やサイクリングにも向いています。リラックスした乗車姿勢が取れるモデルが多いのも特徴です。
2.ブレーキ付きのエントリーモデル
フリースタイル用の20インチbmxでも、エントリークラスの完成車の多くは、最初から前後ブレーキが装備されています。これらはbmx本来のクイックな乗り味を楽しみつつ、街乗りにも対応できるバランスの取れた選択肢です。
3.街乗り専用設計のbmx
近年では、bmxのスタイルを取り入れつつ、街での快適性を重視して設計されたモデルも販売されています。泥除けやスタンドが標準装備されていることもあり、気軽にbmxの雰囲気を楽しみたい方には最適です。



いずれのタイプを選ぶにせよ、購入時には必ずブレーキの有無を確認し、安全に配慮してbmxライフを楽しんでください。
初めてbmxを乗る際の注意点


念願のbmxを手に入れたら、すぐにでもトリックに挑戦したくなるかもしれません。しかし、安全に楽しくbmxを続けるためには、初めてbmxを乗る際の注意点をしっかりと理解しておくことが不可欠です。
1.安全装備を必ず着用する
bmxは、転倒がつきもののスポーツです。特に初心者のうちは、バランスを崩して転んでしまうことが多くあります。頭部を守るヘルメットは、練習する場所にかかわらず必ず着用しましょう。
加えて、膝や肘を守るプロテクター、手のひらを保護するグローブも着用することを強く推奨します。怪我をしてしまうと、練習ができないだけでなく、BMX自体が嫌になってしまう可能性もあります。
2.練習場所のルールとマナーを守る
bmxの練習は、安全が確保されたスケートパークなどの専用施設で行うのが基本です。公道でのトリック練習は、他の歩行者や車両にとって非常に危険であり、絶対にやめましょう。
パークには、他のスケートボーダーやインラインスケーターなど、様々な利用者がいます。トラブルなく楽しむために、以下のような基本的なルールを守る必要があります。
- パーク内を滑るのは一度に一人ずつ。
- 自分の順番を待ち、他の利用者の邪魔をしない。
- 自分よりも年下の子どもや初心者に配慮し、譲り合いの精神を持つ。
- ゴミは必ず持ち帰る。
3.無理な練習はしない
早く上達したいという気持ちは分かりますが、自分のスキルレベルを大きく超えた技にいきなり挑戦するのは危険です。まずは、基本的なバイクコントロール(バニーホップなど)をしっかりとマスターすることから始めましょう。
基礎が身についていれば、その後の上達スピードも格段に上がります。焦らず、自分のペースで楽しみながら練習を続けることが、上達への一番の近道です。
4.専門店との関係を大切にする
bmxは、定期的なメンテナンスが必要な乗り物です。購入した専門店とは良好な関係を築き、分からないことや困ったことがあれば気軽に相談できるようにしておくと安心です。プロの目で点検してもらうことで、自分では気づかない不具合を発見し、事故を未然に防ぐことにもつながります。



安全を常に意識しながら、bmxライフを楽しみましょう。
bmx20インチと身長に関するよくある質問


ここでは、bmx20インチと身長に関するよくある質問とその回答をまとめました。購入前の疑問解消にお役立てください。
- 小学生の子どもでも20インチのbmxに乗れますか?
-
お子さんの身長によります。bmxには12インチから18インチまでのキッズ専用サイズがあり、基本的にはお子さんの身長に合わせて選ぶのが理想です。トリックなどを本格的にやりたい場合、20インチのbmxに乗るには最低でも身長130cm以上が目安となります。 ただし、bmxは一般的な自転車に比べてサドル位置に対するペダルの位置(BBハイト)が高めに設定されているため、身長がギリギリだとペダルを漕ぎにくいことがあります。可能であれば、18インチなどのキッズバイクと乗り比べてみて、お子さんが無理なく扱えるサイズを選ぶのが良いでしょう。
- 身長170cmですが、20インチと24インチで迷っています…どちらがマニュアル(ウィリー走行)しやすいですか?
-
トリックとしての「マニュアル」を練習したいのであれば、20インチが基本です。マニュアルは、ペダルを漕がずに体重移動だけでフロントアップを維持する技です。20インチは車体がコンパクトなため、フロントを上げる動作(捲る動作)はやりやすいですが、バランスを維持するのは高い技術が求められます。 一方、24インチ以上のクルーザーバイクは、サドルに座ってペダルを漕ぎながらフロントアップを維持する「ウィリー」がやりやすいです。これは、ホイールベースが長く安定しているためです。bmxのトリックとしてマニュアルを習得したいのであれば、20インチで練習を積むのが一般的です。
- 身長が185cmあるのですが、20インチのbmxは小さいでしょうか?
-
20インチのホイールサイズで全く問題ありません。重要なのは、ご自身の身長に合ったフレームサイズ(トップチューブ長)を選ぶことです。身長185cmであれば、トップチューブ長が21.0インチから21.25インチといった長めのモデルを選択すると、窮屈さを感じることなく快適にライディングできます。 多くのbmxブランドでは、同じモデルでも複数のトップチューブサイズを展開しています。高身長のプロライダーも、自分に合ったサイズの20インチbmxで活躍していますので、ご安心ください。



よくあるQ&Aも、参考にしてください。
【総括】bmx20インチと身長の最適解
この記事では、bmxの20インチと身長の関係を中心に、失敗しないbmx選びのための様々な情報をお伝えしてきました。最後に、今回の内容の要点をまとめます。
- BMXの20インチは、ホイールのサイズを指す
- 身長への適合性は、フレームのトップチューブ長で判断する
- 大人用のフリースタイルBMXでは、20インチが標準サイズ
- 自分の身長に合った、トップチューブ長を選ぶことが上達の鍵
- ストリートやパーク、フラットランドなどスタイルによって推奨サイズは異なる
- 大きいフレームは安定性が高く、小さいフレームは操作性が高い
- フレームの大小には、それぞれメリットデメリットがある
- BMXには速さを競うレース用と、技を競うフリースタイル用が存在する
- 自分が挑戦したいスタイルに合わせて、種類を選ぶことが最初のステップ
- 見た目だけを真似たBMXルック車や、極端な安価モデルは避ける
- 強度や安全性の問題から、重大な事故につながるリスクがある
- 購入するなら信頼できる専門ブランドの製品を、専門店で選ぶのが最も確実
- コストパフォーマンスを考えるなら、主要パーツの規格が現代的かを確認する
- 街乗りで使用する場合は、前後ブレーキの装備が必須
- 練習する際は、ヘルメットなどの安全装備を必ず着用する
- 専門店でプロのアドバイスを受けながら、実車にまたがってみて見つけること










