バーテープのフィニッシュテープ代用品のおすすめ!使える商品とは

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バーテープのフィニッシュテープ代用品のおすすめ!使える商品とは

バーテープの交換時、付属のフィニッシュテープが破れたり、粘着力が弱くなったりして困った経験はありませんか?

バーテープのフィニッシュテープに、代用品はあるのだろうかという疑問から、スコッチのプラスチックテープは使えるのか、またバーテープの巻き替えに自己融着テープは有効なのかといった、具体的な選択肢まで気になる点は多いはずです。

この記事では、専用のフィニッシュテープのおすすめ商品はもちろん、テープを使わないバーテープのフィニッシュリングの評判についても解説します。

さらに、正しいバーテープの巻き方のポイントから、バーテープのエンド処理を失敗しないコツ、そしてバーテープにエンドテープを使わない際の注意点に至るまで、交換作業の全般を網羅します。

最後に、人気のバーテープおすすめ商品もご紹介し、あなたのバイクに最適な選択ができるよう、必要な情報を詳しくお届けします。

【記事のポイント】
1.フィニッシュテープの代用品となる、アイテムの種類と特徴
2.専用品と代用品を比較した際の、メリットデメリット
3.初心者でも失敗しない、バーテープのエンド処理のコツ
4.テープを使わない固定方法の長所と、導入時の注意点

目次

バーテープのフィニッシュテープ代用とおすすめ品

バーテープのフィニッシュテープ代用とおすすめ品
チャリノリズム・イメージ
  • バーテープのフィニッシュテープに代用品はある?
  • スコッチのプラスチックテープは使える?
  • バーテープの巻き替えに自己融着テープ
  • フィニッシュテープのおすすめ商品
  • バーテープのフィニッシュリングの評判って?

バーテープのフィニッシュテープに代用品はある?

バーテープのフィニッシュテープに代用品はある?
チャリノリズム・イメージ

結論から言うと、バーテープのフィニッシュテープとして使える代用品は数多く存在します。通常、バーテープを購入するとフィニッシュテープが付属していますが、一度剥がすと粘着力が弱まるため再利用は難しく、代わりのテープが必要になる場面は少なくありません。

その際に役立つのが、ホームセンターやカー用品店、文具店などで手軽に入手できる市販のテープです。具体的には、一般的なビニールテープ(絶縁テープ)や、自動車の配線結束に使われるハーネステープ、糊を使用しない自己融着テープなどが挙げられます。

これらの代用品は、専用品に比べて安価で手に入りやすいのが大きなメリットです。一方で、テープによっては夏の暑さで糊が溶けてベタついたり、紫外線による劣化が早かったりするケースもあります。

そのため、価格だけでなく、耐久性や耐候性、そして仕上がりの質感を考慮して選ぶことが大切になります。

スコッチのプラスチックテープは使える?

スコッチのプラスチックテープは使える?
チャリノリズム・イメージ

3M社のスコッチブランドから販売されている「プラスチックテープ」は、バーテープのフィニッシュテープとして非常に優れた性能を持ち、昔から多くのサイクリストに愛用されてきました。このテープは、一般的なビニールテープとは一線を画す特徴を持っています。

経年劣化しても糊がベタつかない

最大の魅力は、「経年劣化しても糊がベタつかない」点です。夏の高温や直射日光にさらされても糊が溶け出しにくく、長期間にわたってハンドル周りをクリーンに保つことができます。

デッドストレッチ

また、「デッドストレッチ」と呼ばれる特性があり、一度伸ばすと元に戻りにくい性質を持っています。これにより、ハンドルのような曲面にしっかりと追従し、巻き付けた後に緩みにくいという利点があります。

ただし、このテープにはいくつかの注意点も存在します。

一つは、ホームセンターなどでの取り扱いが少なく、入手がやや困難であることです。特にエンド処理に適した19mm幅のブラックは、品薄傾向が続いています。もう一つは、一般的なビニールテープと比較して価格が割高である点です。

その優れた性能と耐久性を考えれば、価格に見合う価値は十分にある選択肢と言えます。

バーテープの巻き替えに自己融着テープ

バーテープの巻き替えに自己融着テープ
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バーテープの巻き替えにおいて、自己融着テープは非常にユニークで有効な選択肢となります。このテープの最も大きな特徴は、粘着剤(糊)が塗布されていない点です。テープ同士が触れ合うことで化学的に結合(融着)するため、ハンドルバーやバーテープ自体を汚すことがありません。

メリット

主なメリットは、糊残りによるベタつきが完全にゼロであることです。何年使用しても剥がす際にベタつきに悩まされることがなく、特にマット塗装のようなデリケートなフレームの保護テープとして使っても下地を傷める心配がありません。素材はシリコン製のものが多く、耐候性や耐久性にも優れています。

デメリット

一方で、扱いには少しコツが必要です。自己融着テープは、テープ幅が半分程度になるまで強く引っ張りながら巻き付ける必要があります。このテンションのかけ方によって仕上がりの幅が不均一になりやすく、テープ一本分の幅で綺麗に仕上げるような使い方には向きません。

むしろ、ハンドルとバーテープの段差ごと覆ってしまうような、幅広の処理に適しています

価格も比較的高価な傾向がありますが、ベタつきを絶対に避けたい方や、長期的な耐久性を求める方には最適な選択肢と考えられます。

フィニッシュテープのおすすめ商品

フィニッシュテープのおすすめ商品
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代用品も便利ですが、やはり専用設計ならではの魅力を持つフィニッシュテープも多く存在します。バーテープとの一体感や美しい仕上がりを求めるなら、専用品を選ぶのが確実です.

ここでは、代表的なおすすめ商品をいくつかご紹介します。

メーカー/製品名特徴価格帯の目安
VELOX PLASTADERマットな質感で高級感。伸縮性があり巻きやすい。糊のベタつきが少なく定番品。約500円~1,000円
DIXNA フィニッシュテープ装飾目的が強い。高級感あるデザインで飾り用。長さは短く左右2本入り。約300円前後
ESI grips シリコンテープ自己融着シリコン。糊なしでベタつかない。保護用途やカラーバリエーション豊富。約2,000円前後
日東 アセテート粘着テープ布製で質感良く人気。柔軟で曲面になじみやすい。手で切れ、糊残りも少ない。約500円前後

これらの専用品や評価の高い市販品は、それぞれに質感や使い勝手が異なります。例えば、VELOXは落ち着いたマットな仕上がりを好む方に、日東のアセテートテープは布の優しい質感を求める方におすすめです

自分の自転車のスタイルや好みに合わせて選ぶことで、ハンドル周りの満足度を大きく高めることができます。

バーテープのフィニッシュリングの評判って?

バーテープのフィニッシュリングの評判って?
チャリノリズム・イメージ

近年、フィニッシュテープの代わりにバーテープの末端を固定するアイテムとして、「フィニッシュリング」「バーテープクランプ」が登場し、注目を集めています。これらはテープを使わずに、シリコンやアルミ製のリングで物理的に固定する仕組みです。

最大のメリットは、テープのように劣化することがなく、半永久的に再利用できる点です。見た目もすっきりとしており、カスタムパーツとしての満足感も得られます。

しかし、導入には大きなハードルが伴うことが少なくありません。

フィニッシュリングの課題

伸縮性のある一体型のシリコンリングは、構造上、後から取り付けることが非常に困難です。多くの場合、バーテープを巻く前にハンドルに通しておく必要があり、そのためにはデュアルコントロールレバーやブレーキ・シフトケーブルを一度取り外さなければなりません。

これは、自転車の分解・組み立てに慣れていないユーザーにとっては非常に手間の掛かる作業です。

バーテープクランプという解決策

この後付け問題を解決するために、リングに割りが入っていたり、2ピース構造になっていたりする「バーテープクランプ」「クリップ」も存在します。ARUNDELやDIA-COMPEといったメーカーから販売されており、これらはレバー類を外さずに後付けが可能です。

とはいえ、ケーブルのルーティングによっては取り付けがスムーズにいかない場合があるほか、ニッチな製品であるため品薄状態が続いていることもあります。価格も1,000円〜3,000円程度と、テープに比べると高価です

利便性と導入の手間、コストを天秤にかけ、自分のスキルや用途に合っているかを慎重に判断する必要があります。

バーテープのフィニッシュテープ代用と巻き方のコツ

バーテープのフィニッシュテープ代用と巻き方のコツ
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  • 正しいバーテープの巻き方とポイント
  • バーテープのエンド処理を失敗しないコツ
  • バーテープにエンドテープを使わない際の注意点
  • 人気のバーテープおすすめ商品
  • バーテープのフィニッシュテープでよくある質問

正しいバーテープの巻き方とポイント

正しいバーテープの巻き方とポイント
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バーテープを美しく、かつ機能的に巻くためには、いくつかの基本的なポイントを押さえることが鍵となります。これらのポイントを意識するだけで、仕上がりの質が格段に向上し、走行中の緩みも防ぐことができます。

巻く方向

まず最も基本的なルールは、「巻く方向」です。ハンドルバーの先端(下側)からステム側(上側)に向かって巻いていきます。そして、ハンドルを上から握った際に、手のひらが締まる方向に巻くのがセオリーです。

つまり、ハンドルの右側は反時計回り、左側は時計回りに巻いていきます。これにより、走行中にグリップを握る力がかかっても、テープが緩みにくくなります。

テンション(張力)のかけ方

次に重要なのが、「テンション(張力)のかけ方」です。バーテープを常に少し引っ張りながら巻くことで、ハンドルにしっかりとフィットし、シワや浮きを防ぎます。ただし、テンションをかけすぎるとテープが伸びきってクッション性が損なわれたり、素材によっては千切れてしまったりすることもあるため、力加減には注意が必要です。

また、テープを重ねる幅も仕上がりを左右します。一般的には、テープの幅の3分の1〜半分程度が重なるように巻くと、均一で美しい見た目になります

特にカーブ部分はテープの外側が伸び、内側が縮むことを意識しながら、重なり幅を調整するのがコツです。

こちらの記事「ブルホーンのバーテープの巻き方は簡単?初心者でも失敗しないコツ」も、参考にしてください。

バーテープのエンド処理を失敗しないコツ

バーテープのエンド処理を失敗しないコツ
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バーテープの巻き作業において、最後の仕上げであるエンド処理は、全体の見た目と耐久性を決定づける非常に大切な工程です。ここを丁寧に行うことで、プロのような美しい仕上がりを目指せます

巻き終わりのテープのカット方法

失敗しないための最初のコツは、「巻き終わりのテープのカット方法」です。巻き終えたい位置でテープをまっすぐ切るのではなく、ハンドルのラインと平行になるように斜めにカットします。こうすることで、フィニッシュテープを巻いたときに、カットした断面がぴったりと収まり、段差のない滑らかな仕上がりになります。

フィニッシュテープを巻き始める位置

次に、「フィニッシュテープを巻き始める位置」です。斜めにカットしたバーテープの端よりも、少し手前(ステム側)から巻き始め、バーテープの端を完全に覆い隠すようにします。これにより、バーテープの末端がほつれたり、めくれたりするのを防ぎます。

フィニッシュテープは、2〜3周ほどしっかりと巻き付けます。最初の1周は少し強めにテンションをかけてバーテープを固定し、続く周は見た目を整えるように均一な力で巻くと綺麗に仕上がります。

巻き終わりの位置は、ライダーから見えにくいハンドルの下側や後ろ側にすると、よりスマートな印象になります。

バーテープにエンドテープを使わない際の注意点

バーテープにエンドテープを使わない際の注意点
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バーテープ付属のエンドテープ(フィニッシュテープ)を使わず、市販のテープで代用する場合、いくつかの点に注意する必要があります。適切に処置しないと、走行中にテープが剥がれたり、ハンドル周りがベタついたりする原因となります。

最も一般的な代用品であるビニールテープ(絶縁テープ)を使用する際の注意点は、耐熱性です。安価なビニールテープは夏の高温で粘着剤が溶け出しやすく、剥がした際に糊がハンドルにベットリと残ってしまうことがあります。

また、テープ自体が伸びやすいため、強く引っ張りすぎると幅が細くなり、均一に巻くのが難しいという側面もあります。

これを避けるためには、前述の通り、糊残りの少ない3Mのプラスチックテープや、自動車用のハーネステープ、日東のアセテート粘着テープなどを選ぶのがおすすめです。

また、自己融着テープを使う場合は、糊残りがない代わりに、しっかりとテンションをかけてテープ自体を融着させることが不可欠です。テンションが不足していると、固定力が弱まり、時間とともに緩んでくる可能性があります。

いずれの代用品を使う場合でも、バーテープの末端が完全に隠れるように、十分な幅と周回数でしっかりと固定することが、安全で快適なライドのための基本となります。

人気のバーテープおすすめ商品

人気のバーテープおすすめ商品
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フィニッシュテープと同様に、バーテープ本体にも様々な種類があり、素材や厚みによって握り心地や衝撃吸収性が大きく異なります。ここでは、多くのサイクリストから支持されている人気のバーテープを、いくつかご紹介します。

Lizard Skins(リザードスキンズ) DSP Bar Tape

高いグリップ力で、絶大な人気を誇るブランドです。DSP(デュラソフトポリマー)という独自の素材を使用しており、ドライコンディションはもちろん、雨天時や汗をかいた手でも滑りにくいのが最大の特徴です。厚さも複数展開されており、レース志向の薄いものから、快適性重視の厚いものまで選べます。

Fizik(フィジーク) Tempo マイクロテックス

サドルやシューズで有名な、フィジークが作るバーテープです。マイクロテックスという素材は、耐久性が高く、汚れにも強いのが特徴です。クラシックなレザー調の見た目としなやかな握り心地で、どんなバイクにも合わせやすい定番品です。厚さも複数あり、用途に応じて選択できます。

チネリ(cinelli) コルクリボン

コルク素材のバーテープの元祖とも言える、ロングセラー商品です。天然コルクの持つ独特の柔らかな握り心地と、クラシカルな雰囲気が魅力です。適度なクッション性があり、長時間のライドでも手の疲れを軽減してくれます。

EMPT(イーエムピーティー) EVA バーテープ

コストパフォーマンスに優れた、EVA素材のバーテープです。軽量でクッション性が高く、衝撃吸収性に優れています。価格が手頃でありながら、豊富なカラーバリエーションが揃っているため、気軽に交換してバイクのカラーコーディネートを楽しみたい方におすすめです。

ご自身の好みに合った商品を、検討してください。

全国37の実店舗とオンラインストアで、国内サイクルブランドなら品揃えナンバーワンの「ワイズロードオンライン」こちらの記事「ワイズロードオンラインの評判って?口コミでわかる選ばれる理由とは」も、参考にしてください。

バーテープのフィニッシュテープでよくある質問

バーテープのフィニッシュテープでよくある質問
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ここでは、バーテープのフィニッシュテープに関する、よくある質問とその回答をまとめました。

一度剥がしたフィニッシュテープは再利用できますか?

基本的には再利用しないことをお勧めします。一度剥がしたテープは、粘着面にホコリや油分が付着し、粘着力が大幅に低下しています。そのまま再利用すると、走行中の振動などで簡単に剥がれてしまう危険性があります。安全のためにも、新しいテープを使用してください。

ビニールテープ(絶縁テープ)で代用しても問題ありませんか?

一時的な応急処置としては使用できますが、長期的な使用にはあまり向いていません。前述の通り、一般的なビニールテープは熱に弱く、夏場に糊が溶けてベタつきやすいという欠点があります。また、紫外線による劣化も早いため、定期的に状態を確認する必要があります。

フィニッシュテープの適切な幅はどれくらいですか?

一般的には19mm〜20mm程度の幅のものが最も扱いやすく、多くの製品がこのサイズで展開されています。これより細すぎると固定力が不足し、太すぎるとシワになりやすくなるため、この範囲内の製品を選ぶのが無難です。

テープを剥がした後のベタつきはどうすれば取れますか?

パーツクリーナーやシール剥がし剤を布に含ませて拭き取るのが最も効果的です。ただし、これらの溶剤は塗装面を傷める可能性もあるため、目立たない場所で試してから使用してください。そもそもベタつきにくいテープを選ぶことが、最も手間のかからない対策と言えます。

よくあるQ&Aも、参考にしてください。

バーテープのフィニッシュテープ代用の総括

記事のポイントを、まとめます。

  • フィニッシュテープが剥がれたり劣化したりした場合、市販のテープで代用が可能
  • 代用品としてはビニールテープ、ハーネステープ、自己融着テープなどがある
  • 一般的なビニールテープは安価だが、熱で糊が溶けベタつきやすい欠点がある
  • 3Mのスコッチプラスチックテープは糊残りせず耐久性が高く、代用品として非常に優秀
  • 自己融着テープは糊を一切使わず、ベタつきの心配がないのが最大のメリット
  • 自己融着テープは強く引っ張りながら巻く必要があり、扱いには少しコツがいる
  • VELOXなどの専用フィニッシュテープは、バーテープとの一体感や質感が魅力
  • テープを使わないフィニッシュリングやクランプは、再利用可能で見た目も良い
  • フィニッシュリングは後付けが難しく、導入のハードルが高い
  • バーテープクランプは後付け可能だが、品薄で比較的高価な場合がある
  • バーテープを巻く際は、下から上へ、手が締まる方向に巻くのが基本
  • 常に適度なテンションをかけ、テープ幅の1/3~1/2を重ねて巻くと綺麗に仕上がる
  • エンド処理では、テープの端を斜めにカットすると段差なく仕上がる
  • フィニッシュテープは、バーテープの端を完全に覆うように2~3周巻いて固定する

【参考】
>>自転車にアヒルを付けるのはなぜ?流行の理由と実用性や注意点とは
>>サドルカバーは代用品で大丈夫?100均活用法から選び方のポイント

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