電動自転車のバッテリーは毎回外すほうがいい?盗難や故障対策を解説

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電動自転車のバッテリーは毎回外すほうがいい?盗難や故障対策を解説

電動自転車の便利さは、多くの人が実感するところですが、駐輪するたびに「バッテリーは毎回外した方がいいのだろうか?」と、悩むことはありませんか。バッテリーをつけっぱなしにするデメリットや、盗難された時の対処法について不安を感じる方もいるでしょう。

また、雨の日は電動自転車のバッテリーは外すべきか、バッテリーカバーをつければ端子はほぼ安心なのかといった、疑問も浮かびます。

電動自転車はバッテリーを外したままでも走行可能なのか、そもそも電動自転車のバッテリーの重さはどのくらいで、持ち運びは大変ではないのか。

この記事では、そうした様々な疑問に答えるため、電動自転車のバッテリーの正しい外し方から保管方法、さらには街乗りに最適なおすすめ電動自転車まで、詳しく解説していきます。

電動自転車のバッテリーでお悩みの方は、是非参考にしてください。

【記事のポイント】
1.バッテリーを毎回外す、必要性の判断基準
2.盗難や故障から、バッテリーを守る具体的な方法
3.雨天時や保管時の、正しいバッテリーの扱い方
4.バッテリーに関する、様々な疑問への明確な回答

目次

電動自転車バッテリーを毎回外す必要性と判断基準

電動自転車バッテリーを毎回外す必要性と判断基準
チャリノリズム・イメージ
  • 電動自転車のバッテリーは毎回外した方がいい?
  • バッテリーをつけっぱなしにするデメリット
  • 電動自転車のバッテリーの重さはどのくらい?
  • 雨の日は電動自転車のバッテリーは外すべき?
  • バッテリーカバーをつければ端子はほぼ安心?

電動自転車のバッテリーは毎回外した方がいい?

電動自転車のバッテリーは毎回外した方がいい?
チャリノリズム・イメージ

電動自転車のバッテリーを毎回外すべきかという問いに対しては、「状況に応じて判断するのが望ましい」というのが、答えになります。防犯やバッテリーの劣化防止の観点からは、駐輪の都度取り外して室内で保管するのが最も安全な方法です。

その理由は、バッテリーが高価であり、盗難の標的になりやすいからです。特に、夜間や人通りの少ない場所に長時間駐輪する場合は、盗難リスクが格段に高まります。

一方で、短時間の買い物で店の前に駐輪する場合や、常に人目があり管理された駐輪場を利用する場合など、リスクが低い状況も考えられます。このような場面で毎回着脱するのは、手間に感じるかもしれません。

したがって、駐輪する場所のセキュリティ状況、駐輪時間、そしてご自身のライフスタイルを総合的に考慮し、毎回外すかどうかの判断をすることが大切です。

少なくとも、自宅での保管時や長時間の駐輪時には、バッテリーを取り外す習慣をつけることを推奨します。

バッテリーをつけっぱなしにするデメリット

バッテリーをつけっぱなしにするデメリット
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バッテリーを自転車につけっぱなしにしておくことには、いくつかの具体的なデメリットが存在します。これらを理解しておくことで、より適切な管理方法を選択できます。

盗難のリスク

第一に最も大きなデメリットは、「盗難のリスク」です。電動自転車の部品の中でもバッテリーは特に高価で、数万円の費用がかかります。専門の窃盗犯にとっては格好のターゲットであり、純正の鍵だけでは十分な対策とは言えない場合があります。

故障の原因

第二に「故障の原因」となる、可能性があります。例えば、駐輪中に自転車が転倒した状態で雨に降られると、想定外の角度から水が浸入し、端子部分の腐食や内部回路のショートを引き起こすことがあります。

いたずらの対象

第三に「いたずらの対象」になる可能性も、否定できません。電源が簡単に入るため、子どもなどが興味本位で操作してしまうケースも考えられます。後輪のサークル錠をかけたまま電源を入れてペダルを踏み込むと、スポークが折れるといった思わぬトラブルにつながることもあります。

これらのデメリットを考慮すると、つけっぱなしでの保管は様々なリスクを伴うため、特に注意が必要になると考えられます。

電動自転車のバッテリーの重さはどのくらい?

電動自転車のバッテリーの重さはどのくらい?
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電動自転車のバッテリーを持ち運ぶ上で気になるのが、その重さです。バッテリーの重量は、主に容量によって異なり、一般的にはおよそ2kg〜4kg程度の範囲に収まります。

例えば、近距離の移動を主とした小型モデルのバッテリーであれば2kg前後と比較的軽量ですが、長距離走行に対応した大容量モデルになると4kgを超えることもあります。数字だけ見るとそれほど重く感じないかもしれませんが、買い物袋や他の荷物と一緒に持ち運ぶ場面を想像すると、ずっしりとした負担に感じられるでしょう。

特に、お子さんを連れていたり、マンションでエレベーターのない階に住んでいたりする場合には、この重さが毎日のこととなると大きな負担になりかねません。

そのため、電動自転車を選ぶ際には、走行距離だけでなく、バッテリーの重量と自身のライフスタイルを照らし合わせ、持ち運びが苦にならないかどうかも検討項目の一つに加えることが大切です。

雨の日は電動自転車のバッテリーは外すべき?

雨の日は電動自転車のバッテリーは外すべき?
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雨の日に電動自転車を利用する際、バッテリーの扱いについて心配になる方も多いでしょう。基本的に、現在の電動自転車は日常生活での使用を想定しており、バッテリーや電装部品には生活防水機能(多くはIPX4相当)が備わっています。

これは「あらゆる方向からの水の飛沫」に耐えられるレベルであり、通常の雨の中を走行するだけであれば、すぐに故障する可能性は低いと言えます。

ただし、注意が必要な点もいくつかあります。

まず、生活防水はゲリラ豪雨のような大量の雨や、水圧のかかる状況を想定していません。そのため、激しい雨の中での長時間の走行や、雨ざらしでの屋外保管は避けるべきです。

また、自転車が転倒した状態では、設計上想定されていない角度から水が浸入しやすくなります。特にバッテリーの接続端子部分に水が溜まると、腐食や接触不良の原因となります。

これらのことから雨天走行後は、バッテリーや端子部分の水分を乾いた布で拭き取ることをお勧めします

そして、屋根のない場所に長時間駐輪する場合は、念のためバッテリーを取り外して屋内に保管する方が、より安全です。

バッテリーカバーをつければ端子はほぼ安心?

バッテリーカバーをつければ端子はほぼ安心?
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バッテリーを雨やホコリから守る上で、専用のバッテリーカバーは非常に有効なアイテムです。カバーを装着することで、走行中や駐輪時の水分の浸入リスクを大幅に減らすことができます。

バッテリーカバーの利点は、防水性だけではありません。日常的に使用することで、接続端子部分に砂や泥、ホコリが付着するのを防ぎ、接触不良によるトラブルを未然に防ぐ効果も期待できます。端子はバッテリーの心臓部とも言えるデリケートな部分であり、常に清潔に保つことが長持ちさせる秘訣です。

専用カバーがない場合でも、ビニール袋などで応急的に代用することが可能です。

バッテリーを外して保管する際には、自転車本体側のむき出しになった端子部分をビニール袋で覆っておくと、雨や夜露から守ることができます。

もちろん、カバーを付けているからといって完全に安心できるわけではありません。前述の通り、自転車が転倒した場合や豪雨時には水が浸入する可能性も残ります

しかし、日常的な保護対策としてカバーを活用することは、バッテリーの寿命を延ばし、安心して電動自転車を使い続けるために効果的な手段と言えるでしょう。

電動自転車バッテリーを毎回外す際の具体的な疑問

電動自転車バッテリーを毎回外す際の具体的な疑問
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  • 電動自転車のバッテリーの正しい外し方
  • バッテリーを盗難された時の対処法
  • 電動自転車はバッテリーを外したままでも走行可能?
  • 街乗りに最適!人気のおすすめ電動自転車
  • 電動自転車のバッテリーに関するよくある質問

電動自転車のバッテリーの正しい外し方

電動自転車のバッテリーの正しい外し方
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電動自転車のバッテリーは精密機器であり、正しい手順で丁寧に取り扱うことが重要です。外し方はメーカーやモデルによって若干異なりますが、基本的な手順は共通しています。

必ず自転車の電源がオフ

まず最初に、「必ず自転車の電源がオフ」になっていることを、確認してください。電源が入ったままバッテリーを着脱すると、システムにエラーが発生したり、故障の原因になったりする可能性があります。

ロックを専用の鍵で解除

次に、バッテリーを固定している「ロックを専用の鍵で解除」します。鍵穴はバッテリーの上部や側面にあることが一般的です。鍵を回してロックが外れたことを確認します。

真上に引き抜く

ロックを解除したら、バッテリーの持ち手やハンドル部分をしっかりと持ち、ゆっくりと真上に引き抜きます。このとき、無理な力を加えたり、斜めにこじ開けようとしたりしないでください。バッテリーや車体側の端子を傷つける恐れがあります。

スムーズに抜けない場合は、一度バッテリーを押し戻し、ロックが完全に解除されているか再度確認しましょう。

外したバッテリーは、衝撃を与えないように安定した場所に置きます

この一連の作業に慣れれば、毎回スムーズに行えるようになります。

バッテリーを盗難された時の対処法

バッテリーを盗難された時の対処法
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万が一、電動自転車のバッテリーが盗難に遭ってしまった場合、冷静に対処することが大切です。

盗難届を提出

まず行うべきことは、最寄りの警察署または交番へ行き、「盗難届を提出」することです。その際、自転車の防犯登録番号、車体番号、そして可能であればバッテリーの製品番号など、特定に必要な情報が求められます。

これらの情報は、自転車を購入した際の保証書などに記載されているため、日頃から大切に保管しておきましょう。

残念ながら、盗難されたバッテリーが発見される可能性は決して高くはありません。しかし、盗難届を提出しておくことで、万が一犯人が捕まった際にバッテリーが手元に戻ってくる可能性が生まれます

販売店に相談する

次に、自転車を購入した「販売店に相談する」ことも、一つの方法です。新しいバッテリーの購入に関するアドバイスを受けられるほか、場合によっては盗難に対応した保険などに加入している可能性もあります。

このような事態を避けるためにも、日頃からバッテリーロックを追加で使用したり、駐輪場所を工夫したりするなど、複数の防犯対策を講じておくことが何よりも重要です。

電動自転車はバッテリーを外したままでも走行可能?

電動自転車はバッテリーを外したままでも走行可能?
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「バッテリーが切れたり、家に忘れたりした場合、バッテリーを外したままでも自転車として走れるのか…」という疑問を持つ方もいるかもしれません。

この問いに対する答えは、走行自体は可能ですが、非常に大変です。バッテリーを外した電動自転車は、単なる「重い自転車」となります。アシスト機能がないだけでなく、モーターや電装部品の分だけ、一般的な自転車よりも車重がかなり重くなっています。

特に、お子様を乗せることを想定して設計されたチャイルドシート付きのモデルでは、自転車本体の重量が30kgを超えることも珍しくありません。このような自転車でアシストなしに走行するのは、平坦な道であっても相当な労力を要し、坂道ではほとんど進むことができないでしょう。

軽量タイプのモデルであれば、平坦な道に限ってはなんとか走行できるかもしれませんが、電動アシストの快適さに慣れていると、その重さに驚くはずです。

以上の点を踏まえると、バッテリーを外した状態での走行は、あくまで緊急時の一時的な移動手段と考えるべきです

日常的に使用する場合は、必ずバッテリーを装着し、充電残量を確認してから出発することが基本となります。

街乗りに最適!人気のおすすめ電動自転車

街乗りに最適!人気のおすすめ電動自転車
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電動自転車の購入を検討している方のために、街乗りに適した人気のモデルを、いくつか紹介します。選ぶ際の参考にしてください。

メーカーモデル名特徴バッテリー容量重量
Panasonicビビ・SL軽量で扱いやすく、坂道も楽々。8.0Ah約20.8kg
YAMAHAPAS Withデザイン性と実用性を両立。自然な乗り心地。12.3Ah約26.6kg
BridgestoneアシスタU LTまたぎやすい設計で乗り降り楽。普段使い向き。12.3Ah約22.7kg
PELTECHTDN-206折りたたみ可能で収納便利。コスパ良好。8.0Ah約26.0kg

これらのモデルは、それぞれに独自の特徴があります。例えば、軽さを重視するならPanasonicの「ビビ・SL」、デザインや乗り心地を求めるならYAMAHAの「PAS With」が、選択肢になるでしょう。

ご自身の利用シーンや予算に合わせて、最適な一台を見つけることが大切です。

電動自転車のバッテリーに関するよくある質問

電動自転車のバッテリーに関するよくある質問
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ここでは、電動自転車のバッテリーに関して多くの方が抱く疑問点について解説します。

バッテリーを長持ちさせるコツは?

バッテリーは消耗品ですが、日頃の扱いで寿命を延ばすことが可能です。まず、充電が空になるまで使い切る「完全放電」や、満充電のまま長時間放置する「過充電」は避けましょう。

バッテリー残量が20%程度になったら充電し、満タンになったら充電器から外すのが理想的です。また、夏場の炎天下や冬場の氷点下など、極端な温度環境での保管はバッテリーの劣化を早めるため、室内での保管が推奨されます。

バッテリーの寿命の目安は?

一般的に、リチウムイオンバッテリーの寿命は、充電回数で700~900回程度が目安とされています。毎日充電した場合、約2~3年で交換時期を迎える計算になります。走行距離が明らかに短くなったり、充電の持ちが悪くなったりしたら、寿命のサインかもしれません。

異常を感じたらどうすればいい?

バッテリー本体が異常に熱くなる、膨張している、異臭がするといった症状が見られる場合は、直ちに使用を中止してください。そのまま使い続けると、発火などの重大な事故につながる危険性があります。自己判断で分解や修理は絶対に行わず、速やかに購入した販売店やメーカーの相談窓口に連絡しましょう。

よくあるQ&Aも、参考にしてください。

【総括】電動自転車バッテリーを毎回外すかのポイント

この記事で解説してきたように、電動自転車のバッテリーを毎回外すかどうかは、様々な状況を考慮して判断するのが最善です。最後に、判断の基準となる重要なポイントをまとめます。

  • バッテリーを毎回外すのが、防犯上最も安全な方法
  • 高価なバッテリーは、盗難の標的になりやすい
  • 短時間で人目のある場所なら、つけっぱなしも一つの選択肢
  • 夜間や長時間、人通りの少ない場所では取り外しを推奨
  • つけっぱなしは盗難、故障、いたずらのリスクを伴う
  • バッテリーの重さは、約2kg〜4kgで持ち運びには負担も
  • 雨の日の走行は可能だが、豪雨や長時間の雨ざらしは避ける
  • 雨天走行後は、バッテリーと端子の水分を拭き取ることが大切
  • バッテリーカバーは、雨やホコリからの保護に有効
  • バッテリーの正しい外し方は、「電源オフ」「ロック解除」「丁寧に引き抜く」
  • 盗難に遭ったら、まず警察に盗難届を提出する
  • バッテリーを外した状態での走行は可能だが、非常に重い
  • バッテリーの寿命を延すには、過充電・過放電を避けることが鍵
  • 異常を感じたらすぐに使用を中止し、専門店に相談する
  • 最終的には駐輪場所、時間、ライフスタイルを総合的に考慮して判断する

【参考】
>>ペルテック電動自転車の評判はどう?口コミで分かる実力や選び方とは
>>電動アシスト自転車リミッター解除のやり方って?合法性やリスクとは
>>あさひの電動自転車タイヤ交換の値段は高い?費用相場や交換手順とは

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